2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

全現的に生きる

『全現的に生きる』 人は骨格だけで生きるのでない 肉付きも皮膚も手足も必要だし 血液も神経もすべて欠かせない どの様に生きるかという事は そうそう単純なものではない だから様々な試行錯誤をする 何かを学び又何かを考えるのは 納得する生き方を求める…

必見!「瓦礫(がれき)の中から言葉を 作家・辺見庸」

こころの時代~宗教・人生~「瓦礫(がれき)の中から言葉を 作家・辺見庸」 (再) Eテレ 6月5日午前5時~6時 Eテレ3 6月6日午後2時~3時 (再)Eテレ 6月11日午後1時~2時

長寿+充実

『長寿+充実』 今までは長寿を願ってきたが これからは充実を求める時代 いよいよ長寿+充実の時代だ 人それぞれ充実内容は違うが 自分なりの願望達成を目指し 自分なりの誇りを持ち続ける 誰しもがせい一杯の人生だから この世の中が美しく輝いてくる 心の…

中岡慎太郎と龍馬暗殺#10

「土佐藩黒幕説について」 土佐藩説が書かれる場合は、後藤象二郎を黒幕として挙げて置いて、作者本人が「それはないであろう」と、結論づけて終るパターンが大勢を占めている。大政奉還案を独り占めにしたいから、という事がそもそもの発端の説である。当然…

学びの原理

『学びの原理』 学んで達成するのが生命原理 いかにあるか何を行動するか そこに喜び充実の人生がある 言葉一つにしても学んで使う 立ち歩きにしても練習からだ 学ばねば生きるのさえ難しい 学ぶ事自体にある喜びと充実 達成する事による新たな意欲 何とう素…

自己全現

『自己全現』 自分を高める深める 広げる そこにこそ人間らしさがある 飲食で終わらない人生がある 幸せは誰でも求めるものだが とかく自分中心になりやすい 他への心情配慮を欠きやすい 真理真実へ心の目を開いてゆく 在るべき姿を心にえがいてゆく そこに…

梅干し

『梅干し』 梅干しは赤くて美しい 紫蘇の紫に染まるからだ 梅と紫蘇の触れ合いの色 梅干しは生活の匂いだ ちっとも文化的ではないし さほど歓迎されるでもない 台所にポイと梅干しがあれば そこはいかにも家庭的になる お握りの時の出番くらいだが [梅干し…

能力と自信

『能力と自信』 自分の能力を限定してないか 自信が無いからという理由で だがそれはもったいない事だ 少しずつ能力を伸ばすからこそ 次第に自信もついてくるものだ それが心の法則と言えるものだ 能力を伸ばす喜びを知る人は 自信のあるなしが問題でない 自…

最後は原発推進派が勝つ!

2011/05/25(水) 最後は原発推進派が勝つ! (3) 先月まで,私は一日に何回も文章を書いては,皆さんに読んでもらっていた. それが今は,一日に一回という日が多い. 「飯山,何やってるんだ?」と,何人もの仲間が心配してくれる. 文章を一日に一回し…

立て直し

『立て直し』 自己の立て直し 目的の立て直し 気構えの立て直し 計算通りに行かない人生 だからこそ計算も必要だ だからこそ初心が必要だ 時には障壁 時には支援と 予想外も多々あるものだが 中心核は自己の立て直しだ [立て直し] 自分の一人舞台でもない…

手作り人生

『手作り人生』 野生とは手作りの生である 自ら行動し自らエサを取る それは手と足のフル回転だ 小さなメダカであろうと 一日寄り掛からず怠けず 水の中を泳ぎ続けている 人間の文化は手作りから 自分の人生も手作りから 手作り人生は活力で一杯 [手作り人…

天地の間に

『天地の間に』 天地の間における位置付け そこに自分の座りがある どの様に生きるのかと 社会対応の明け暮れでは まるで自分は見えない 座席の取りようもない 天地の間で呼吸する そこに自分のいのちがある だから自分の生き方となる [天地の間に] 社会や…

ひとりにしないで

「ひとりにしないで」 清水国明 ① ほしいものなんて 何もないけど できるならボクの 母さんを 探してほしいだけ 真っ黒い海が 街をさらった もう帰れない ボクをひとりに ひとりにしないで ② この子のママは 今はもういない 抱きしめてくれる ぬくもりを き…

情報時代

『情報時代』 様々な情報知識も必要だが 適切な選択知識こそ不可欠 それらが使える知恵となる 様々な知識は溢れているが 心の栄養は不足になり易い それらが自分らしさを作る 何を求め何を選び取るかは 自己基準があってのことだ それが自分の根幹だからだ …

人生コース

『人生コース』 目的達成的に生きるのだが 完全主義だと息苦しくなる 自分なりのベストが大切だ 与えられた達成目的であろうと 自分なりに納得した目的ならば 自分なりのペースがあるはずだ 時にはベストで時にはベターで 人生コースは完走より外にない 厳し…

輝く人間

『輝く人間』 誰でも安定を好むものだが 一方でマンネリを好まない この両方でバランスを取る 誰でも活き活きと生きたいが 時には余裕を持ちたいと思う この両方は一連のものなのだ 誰でも心の弾力が欲しいし 誰でも心が豊かにありたい この両方で輝く人間と…

せい一杯

『せい一杯』 せい一杯 自分を活かす これ程の喜びはない これこそが今を生きる事だ やらねばならない事がある これ程の充実はない これこそが生かされなのだ 新しい道が開ける これ程の力付けはない これこそが真の報われなのだ 「せい一杯」 誰にでも時に…

禁断の森 3  辺見庸

3 たぶんこれはいつか夢に浮かぶだろうと私は思った。 チェルノブイリ原発の三キロ北西の町プリピャチに来てみた。 かつては五万人の住む原発労働者の町だった。約八年前の事故で全員が脱出し、死の町になった。風がやむと、心臓の鼓動も聞こえるほど静まり…

禁断の森 2  辺見庸

2 バスの来ないバス停。ドアが開いたままの納屋。その奥の動かぬ闇。畑は一面雑草の海原だ。枯れ草が波打ち騒ぐ。民家の、無人の居間。一九八六年のカレンダー。壊れた窓から雪が吹きこみ、色あせたカーテンが外にはみ出て風に泣く。 立ち入り禁止になって…

豊かな心

『豊かな心』 遠距離の電話が入る 共感と友愛と互恵の三心が あなたに揃っていますかと 共感は自分本位の反対側だし 友愛は無関心から出てこない 互恵は競争心を越えるものだ 心の豊かさを求めるというのは 一つ一つ心づくりして行く事だ 丁度遠距離を歩いて…

希望を支えに

『希望を支えに』 何か打ち込むものが必要だ どんなに小さな事だろうが 知らず知らず心の支えになる 自分にも取り柄が必ずある どんなに小さな事だろうが それは比較を越える世界だ 人生に苦しみがあるのは 乗り越える喜びの為なのだ そうした希望が本物人生…

禁断の森  辺見庸

禁断の森 辺見庸 1 天が重い。のしかかってくる。 その下の鉛色の構造物のせいだろうか。たたずまいからして、まがまがしい。 見事に命名したものだ、「石棺」とは。古代エジプト以来、高貴な者を葬るのに石の棺を用いた。蓋の傾斜、変形直方体の輪郭が、日…

ビジョンをビジアルに

『ビジョンをビジアルに』 未来展望がどのように有るか これをどの様に視覚化するか ここにリーダーシップがある ビジョンこそが牽引力だ ビジアルならば達成的だ この二つは一体の働きだ ビジョンは照明の点火となる ビジアルは舞台装置を決める いよいよ演…

納得

『納得』 人は何かを求めてゆく存在 それだから存在価値がある それが苦悩という形になる 人は求めるものの質を高める 求め心に選択性があるからだ こうして次第に学びを重ねる 人が求めるものは結局納得だ どの様な境遇にかこまれても 納得して生きる道は必…

神話的破壊とことば──さあ、新たな内部へ  消えた街なみの記憶 辺見 庸

消えた街なみの記憶 さて、わたしたちに過誤はあるのかないのか。過誤はあったのかなかったのか。原爆を投下されたのちにいくたびかこころみたように、そのような自問は今度もあってよかりそうだ。廃墟にたたずめば、しかしながら、そのような設問はしない。…

神話的破壊とことば──さあ、新たな内部へ  辺見 庸

神話的破壊とことば──さあ、新たな内部へ 辺見 庸 鈍色(にびいろ)というどすんと重くて冷たいことばを、空がいつもそうだったから、子どものころからからだで知っていた。もともとはツルバミで染めた濃いねずみ色のことで、平安期には「喪の色」であったこ…

人間原理

『人間原理』 個人も組織も意欲をもって 学んで試行し更新してゆく これこそ目的達成の原理だ 学ぶ意欲が新しい発見をする 試行意欲が力強い確信を作る 更新意欲が素的な展開をする 目的達成の喜びイメ−ジが 意欲エネルギ−を高めるが 自己活性化の原理でもあ…

勢い

『勢い』 一つの勢いを持つ 高い山からの川水のように 目的は高いほど勢いを増す 打ち込んでやる以上は 様々な工夫を組み込んで 流れに勢いをつける事だ トランペットを吹くように 高い目的を誇りにするなら 一つの勢いを持つことだ [勢い] 打ち込んでやれ…

最大関心

『最大関心』 自己への最大関心 人間いかに在るか在る可きか ここに人間らしさの極がある 物やもの事に関心を持っても 自己がぬけているとしたなら 人間としての生き方ではない 自分を見て見ぬ振りをすれば その付けは自分にやってくる 自己への関心が生き方…

置きざりにされた記憶  辺見 庸

置きざりにされた記憶 辺見 庸 子どものころ、遊び場は家から三百メートルとはなれていない三陸の海岸であった。泳いだ。ハマグリをとった。イシモチを釣った。トンビに石をぶつけた。一回も当たらなかった。砂まみれでけんかした。巨(おお)きな血のかたま…