勢い

  『勢い』          
一つの勢いを持つ
高い山からの川水のように
目的は高いほど勢いを増す
 打ち込んでやる以上は
 様々な工夫を組み込んで
 流れに勢いをつける事だ
トランペットを吹くように
高い目的を誇りにするなら
一つの勢いを持つことだ
              
[勢い] 打ち込んでやれば習熟は早い。習熟してくれば勢いがついてくる。勢いがつけば工夫も面白くなる。面白ければ益々打ち込む。とまあ善循環するのは何事でも同じだ。この勢いを意識する事が達成法の要点でもある。
    『自ら作り出す勢いこそ本物と言えよう』
 始めから高い目的を持つ事は難しいが、その事をやっている内に、その目的の質を高める様でなければ大成はしない。何故ならそこに工夫改善の意欲が無いからだ。目的の固定はしばしば安易停滞につながると考えられよう。           田辺聖恵