天地の間に

  『天地の間に』
天地の間における位置付け
そこに自分の座りがある
どの様に生きるのかと
 社会対応の明け暮れでは
 まるで自分は見えない
 座席の取りようもない
天地の間で呼吸する
そこに自分のいのちがある
だから自分の生き方となる
               
[天地の間に] 社会や組織家庭とまるで対応の為に生きていると、自分を生きる事になるのだろううか。文明文化浸けになっていると人口呼吸をしている様なものになる。せっかく自分を生きられる時代になったというのに。
   『そよ風と語らい続ける コスモス』
 天地の間における自分ともなれば、卑小劣凡でしかない。英雄でもなければ悪党でもない。その凡さ加減に座りが出来るとエネルギ−が湧いてくるから妙だ。万物の霊長などと気取らないですむ。万物から笑われないですむ。                 田辺聖恵