2011-01-01から1年間の記事一覧

経集 153

153 七岳夜叉曰く、今日は十五日の布薩日なり、天の輝かしき夜は近づけり。いざ我等は高名ある師瞿曇に見えなん」。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 九 雪山夜叉経 五十五頁) 「今日は十五日の『浄め』の日であるとサーター山に住む者が言っ…

洗脳されている日本国民はまさか?と思い本質を見ようとしない。

「洗脳されている日本国民はまさか?と思い本質を見ようとしない。」ビートたけしが昔「赤信号みんなで渡れば怖くない」と揶揄したが今は「放射能みんなで浴びれば怖くない」になってしまっている。」 上杉隆

唯一の核被爆国が原発輸出大国になる怪 原発は“悪魔の連鎖ビジネス”と云う事実

屁理屈はどうであれ、日本に向けて大量無差別殺人爆弾(原爆)を、アメリカが不必要な戦況の中、投下した事実は明白だ。その悲惨な事実は、今歴史の中で消えようとしている。人間と云うものは忘れやすい動物である。忘れやすい動物ゆえに、学習効果が如実に…

作業員「政府ウソばかり」

東京新聞 2011年12月17日 朝刊 「冷温停止状態」を通り越し「事故収束」にまで踏み込んだ首相発言に、福島第一原発の現場で働く作業員たちからは、「言っている意味が理解できない」「ろくに建屋にも入れず、どう核燃料を取り出すかも分からないのに」などと…

公益性よりも企業エゴの追及しか念頭にない、まるで非情な怪物 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

■11月某日 国会が閉幕した。参議院で問責決議が可決された一川防衛大臣は議員報酬返上で辞めないと頑張っているが、その理由が沖縄問題の解決の為にだとは笑わせるではないか。沖縄に対する不適切発言の田中稔沖縄防衛局長は更迭された後、40日間停職の…

堕国論 週刊 上杉隆 【第203回】 2011年12月8日

堕国論 「粉ミルクからセシウム」 またも最初の報告は市民団体から 「子どもと女性を守ろうとしない国家(政府)は必ず滅びる」 明治の粉ミルクからセシウムが検出されたという共同通信発のニュースは、強烈な無力感を筆者にもたらした。 本コラムの読者なら…

日本の政治家の枕詞“日米基軸は当然” 本当はそれが日本政治の病巣

橋下徹率いる「大阪維新の会」W選勝利を受けて、マスメディアは国政への影響について等々、推測記事に余念がない。筆者も人のことは言えないわけだが(笑)、まぁ橋下のイデオロギーが保守右派傾向である事以外、各論となる政策の是非は今後の発言を見守らな…

中岡慎太郎と龍馬暗殺#12

「汗血千里駒と再び福岡孝弟」 明治維新に入ったとはいえ、龍馬はさほど有名ではなかった。有名になったのは、明治十六年に土陽(どよう)新聞が、坂崎紫瀾(さかざき しらん)作『汗血千里駒(かんけつせんりのこま)』を掲載してからだと言われている。つ…

チェルノブイリでは458もの村が地図から消えた。

チェルノブイリでは458もの村が地図から消えた。これはとても悲しいことだけど、逆に言えば、458もの村の人たちが移住によって救われたと言うこと。 @kikko_no_blog きっこ

経集 152

152 また悪見に従ふことなく、戒を具し見を成具せる者は、諸欲に対する貪求を調伏して、決して再び母胎に入ることなし。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十四頁) 片寄った考へをすべて捨て去り、しっかりした腰の坐りで、物事の奥…

世界はまさに史上類を見ない大きな過渡期で新時代に突入しそうな雰囲気ではないか。岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

■11月某日 野田総理のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加の是非で国論が二分される中、メディア企業においても久々のドタバタ劇が展開された。TPPのドタバタぶりも面白いが、こちらも見逃せない讀賣グループの出来事だ。清武利一球団代表が文部…

静思湧言

一日の内一回生きる。 自己との面会謝絶。 考え方に風穴を開けよ。 野球ならホームラン、人生ならほうむらん。 真面目は疲れるぞ‐非まじめは難しいぞ。‐愛情日本。 音を立てて元も子も水洗。 ファージイ対応よりも剥離法が大切。 凡小庵山人敬白 ただ今全人…

第303回(釈尊仏教講座第) 三宝の集い 二年二月一五日

第303回(釈尊仏教講座第) 三宝の集い 二年二月一五日 『偉大なる入滅』 第二部第七九項 『偉大なる入滅』 偉大なる釈尊が亡くなられる 二月十五日大地に横たわって 僅かな弟子信者が見守る中で 真理正法を三十五歳で悟られ 正導の旅を続けられて四十五…

経集 151

151 立てるも行けるも坐しつゝも、臥せるも睡眠を離れ居る限りは、この慈禅の念を住立せしむべし。この仏教中にてこは慈梵住と言はる。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十四頁) 立っていても、歩いていても、坐っていても、又臥し…

いずれ米国が、米、砂糖、乳製品、牛肉などの日本の高い関税率に「例外を認めない」と完全撤廃を迫ってくるのは目に見えている。 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

11月某日 野田総理は、記者会見を開いて「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」と表明した。これで、一番喜んだのは誰か。むろん、外貨獲得と雇用を生むことにつながるTPPに国家としての命運をかける米国であることは言うまでもない…

実現的人間力

『実現的人間力』 何か 新しく始める 価値ある内容であればある程 その滑り出しが順調とは行かない ありったけの知恵を絞り出し 頭を下げて理解と支援を乞い つまづきや弱気と闘わねばならない 何か新しく始めるという事は その企画された仕事内容よりも そ…

「ただちに影響はない」は限られた場合の話だった!? 枝野前官房長官の“問題発言”と“政治家としての責任”

何をどれだけ食べても飲んでも 「ただちに影響がない」わけではなかった!? おととい(11月8日)、枝野幸男前官房長官は、言ってはならないことを言ってしまったようだ。 衆議院予算委員会の席上、自民党の村上誠一郎衆議院議員の質疑に対する答弁の中で、枝…

静思湧言

自己を突き詰めれば世界になる。 世界への関心度が自己である。 凡に焦らず、凡に怠けず。 旗を振る必要がない平和。 英雄が不要になる平和。 過剰文化到来に対処せよ。 好景気継続、精神文化停滞。 原則なき日本に減速なし。 経済優先は百年の伝統なり。 経…

静思湧言

人間とは何かへの対応存在である。 人間と一般生物との違いは未来予測の幅である。 地獄の鬼は人を殺さないが人間は人間を殺す。 仏教における天国は仮住いという特色がある。 道徳と宗教の違いは人間を越えるものへの対応差。 教育が企業と密着すればやがて…

経集 150

150 また一切世間に対して、無量の慈意をば応に修習すべし。上に下にまた横に、障礙なき怨恨なき敵意なき慈を修すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十四頁) この世のすべてのものを、上にも下にも横にも、障りなく、友情と、…

中岡慎太郎と龍馬暗殺#11

「会津藩公用人:手代木直右衛門」 手代木直右衛門は、佐々木只三郎の実兄である。その手代木が、死の床で語った言葉がある。手代木家私家版『手代木直右衛門伝』によると。 「手代木翁死に先たつこと数日、人に語りて曰く『坂本を殺したるは実弟只三郎なり…

静思湧言

最大の不透明が自分。 学んで学ばねば学ばざるに等し。 自立なき自由は醤油をつけない餅。 ただ今ユートピア工事中。 宇宙時代の次が人間時代。 行って帰ってらっしゃい。ハイそれだけ。 時にバイパスが必要なのが人生。 時に花冷え、時に金冷え。 あの人は…

経集 149

149 恰かも母が独り子をば守護するが如く、斯の如く一切生類に対しても、無量の慈意をば修習すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十四頁) 母親が自分の子供を、一人子を、命がけでまもるように、一切の生きものを、限りなく広…

第26回国民文化祭・京都2011「現代詩フェスティバル」第26回国民文化祭京都府実行委員会会長賞 池山弘徳

「五月の誓い」 柔らかな 薄ももいろの そよ風が きみどり牧草絨毯の 上を ウェーブしながら 山の頂から 海へ向けて 流れておりますが この黒土の下には 共同殺処分された 牛さん達の 死体が うち重なり うち重なり 眠っているのです それでも 消石灰が 根…

静思湧言

心構え第一は心構えを求めるなり。 迷惑の第一は求めざるなり。 易学の第一は地の下に天がくるなり。 予測の第一は必死到来なり。 関心の第一は己自身なり。 仕事の第一は目的なり。 目的の第一は深層意識化なり。 深識の第一は自発力なり。 自発の第一は喜…

経集 148

148 互に他を欺瞞すること勿れ、何処にても何者をも軽賎せざれ。惱害によりて、瞋恚の想によりて、互いに他を苦しめんと欲すべからず。(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十三頁) 一体、人は他人が自分を瞞したからといつて、その人…

静思湧言

心次第、環境次第。 心を広げれば、世界に苦多し。 生きるのに精一杯・遊ぶのに精一杯。 自分を高めるのは自分でない。 人の愛はとかく偏り。 スピードを増すと脇が見えない。 多忙人生から少忙人生へ。 忘れ易いのが恩、忘れにくいのが恨み。 足を痛めて知…

「TPP参加の是非」 京都大学准教授 中野剛志

視点・論点 「TPP参加の是非」 京都大学准教授 中野剛志 TPPとは、農業や工業の関税の完全な撤廃のみならず、金融、労働、環境、衛生など広範囲にわたって、外国企業の参入障壁の撤廃を目指す国際協定です。現在、九カ国が参加して交渉中であり、日本…

経集 147

147 目に見ゆるも又は見えざる者も、遠くに住するも遠からざる者も、已生者も又は求生者も、此等一切有情に福祉あれ』(南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十三頁) 目に見えるもの、見えないもの、遠くに住むもの、近くに住むもの、既…

静思湧言

一方で先鋭・片方で穏健。 食っても食ってもまだ食う人間。 豊かになったから、ここらでちょっと一休み。 傘を忘れ核も忘れる日本人。 大した取り柄が無いと自覚する素晴らしい取り柄。 この頃の人間は空中ブランコのようだ。 豊かさが不満の質を変えてゆく…