経集 152

152 また悪見に従ふことなく、戒を具し見を成具せる者は、諸欲に対する貪求を調伏して、決して再び母胎に入ることなし。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十四頁)
片寄った考へをすべて捨て去り、しっかりした腰の坐りで、物事の奥を深く究め、色々の欲望にからみつかれることがなければ、人はもう決して、母胎に帰るようなことはない。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)