2009-11-28から1日間の記事一覧

生き方メッセージ #40(真理の生き方学)

『真理の生き方学』 真理法則を中心にして生きる これ程確かな生き方学はない これこそが生きる根拠となる 縁起の真理を中心にして 釈尊は互恵に徹しられた 人々の導きに徹しられた 真理体得をめざす弟子衆は 釈尊に学び師と共に生きて 生き方学の継承をはた…

勤労の聖僧 桃水 #44(十、臨終 その一)

十、臨終 聖僧は、もはや、肉体的に勤労生活には堪え難い苦痛を覚える老齢に達するに至って、そこに大きな諦めをもって、庵を結んで、再び行乞生活を初めるに至っているが、その生活の思想的根底は、『最少の布施によって生きたい』という思想であった。その…

片隅で

『片隅で』 キジバトが枯草を一本一本 くわえては飛び立つからには 近くの木に巣作りの働きだろう このほったらかしで枯草の裏庭は 一羽のモズ数羽のツグミのえさ場だ 少しづつまく麦をシメがついばみにくる ほんのわずかだがお役に立ってるのは まるでこの…

やる気と人間性 ある経営コンサルタントとの対話 #1 (人間を考える時間を持つ)

やる気と人間性 ある経営コンサルタントとの対話 田辺聖恵 「人間を考える時間を持つ」 企業の中で人間ということをどう考えるかという場合に、一応切り離して、人間は人間というものとして考えないと、企業の中で人間は如何にあるべきかとか、いかに人間を考…

「三宝」71号 五つの幸福原理 #5(実行原理 ニ)

Ⅳ、実行原理(二) 口先だけで、立板に水を流すようにペラペラとしやべればセールスが出来るなどと思ったのは昔のこと。しかし今でも自分は口下手だからセールスには向かないと思いこんでいる人は多い。売って儲けることをセールスと思いこんでの話。それは…

仏教による幸福への成功方式 #79(第十章ダンマ 仏心 四大と死)

四大と死 人間は正覚すれば不死であるという。いや不死を正覚するのですが、では一体死とは何か、世尊はこう教えられました。 知-骨、内蔵等カルシュウム、蛋白質その他 水-目汁、鼻汁、血液、淋巴液等の水分 四 空 火-体温、食物消化による熱エネルギー …

三宝聖典 第一部 三十項 マハーカッサパの入門

マハーカッサパの入門 時に世尊、竹林精舎に住したまい、バラモンの家に生まれ、学業を終えて婚姻したれど、夫妻共に世俗の欲楽を求めず、たがいに語りて、ともども外教に入りしマハーカッサパの、機縁熟したるを知りたまえる世尊は、精舎を出でて北東に進み…

求められる宗教

『求められる宗教』 宗教を思想枠組みとして捉えれば 自己解釈や整理も出来るであろうが 心の高まり深まりにはなりにくい 神仏を信仰として崇めれば 心の支え依り所とはなるが 理知的欲求は満たされにくい 思想性と信仰性を兼ね備える 今やその様な宗教が求…