2009-12-25から1日間の記事一覧

流れ

『流れ』 日々月々がどんどん流れてゆく 絶えることのない川の流れの様に 人々の苦しみも悩みも知らぬげに 平凡の積み重ねが人生ではあるが こうも薄っぺらの毎日では 野の草花ほどにも輝かない 確かさとか真実とか価値とか 言葉をいくら並べてみても 鳥のよ…

生き方メッセージ #64(情報時代)

『情報時代』 様々な情報知識も必要だが 適切な選択知識こそ不可欠 それらが使える知恵となる 様々な知識は溢れているが 心の栄養は不足になり易い それらが自分らしさを作る 何を求め何を選び取るかは 自己基準があってのことだ それが自分の根幹だからだ …

横井小楠先生を偲びて 3 小楠先生の生涯 (その三)

天保二年時に先生二十三歳。父時直急逝し。兄時明父の知行そのままにて家督を相続して出仕の身となったので、先生はその厄介者となって通学していたが、同四年居寮生を命ぜられ、日夕菁莪斎に寝食することとなった。 先生の才器はますます認められて、七年四…

三宝 第91号 「釈尊仏教の教とは何か」 八聖道こそ中核

八聖道こそ中核 仏教とは人間がその本質に目覚めて、その本質に合ったよりよき生き方をするものである。神秘の力、超自然的な力などによって救われるといったことを目指すものではない。人間が教えられて実際に行うものであるから、誰でもがなし得るものであ…

三宝聖典 第一部 五七項 神通と鉢

神通と鉢 ピンドーラはバラモンの子弟の師なりしも、世尊のサンガに出家して戒を受けたり。もともとむさぼりの欲深かりしも、ついにその欲を滅ぼして覚りを開けり。 時にラージャガハのジュダイカ長者は、センダンの香木を得て思えり。 「この香木にて鉢を作…

旅公演二万キロ

『旅公演二万キロ』 胃ガンで切除 肺ガンで又切除 退院すると直ちに旅公演に出る 俳優宇野重吉のすさまじい生き方 演劇をじかに見たことの無い 全国の隅々を回るのだという それも二万キロという行程 合間あいまにサンソ吸入をして 一日一回点滴で体力を補充…