2009-11-20から1日間の記事一覧

勤労の聖僧 桃水 #38(8、聖僧に於ける一人の女性 その一)

八、聖僧に於ける一人の女性 聖僧は、肥前、島原、禅林寺に於て、三人の弟子を得度した。その弟子の一人に知法というのがあった。尼弟子である。 知法は、島原の富商の母であったと伝えられている。 知法は、聖僧の脱走事件を聞いてからというものは、何とか…

人間対話者

『人間対話者』 私は人間対話者である 人間は何か人間はどうなってるか 人間の生き方はいかにあるべきか 私は非力の凡なる者である 釈尊が一法を得て対話した様に 釈尊から一法を学んで対話する 外に取柄もない者である そこをしっかりと腹に入れてゆこう 人…

生き方メッセージ #33(創意自発の人生)

『創意自発の人生』 創意自発のある所に よりよき前進がある より確かな歩みがある 創意自発が生じるのは 取組みの角度が違うからだ 自由さと感動があるからだ 創意自発がコンスタントなら その人生はいつでも若々しい もの事が新鮮に見えるからだ [創意自…

人間は何のために生きるのか (完)

生きている事の意味 生きるという事の意味は、人間はどうして生きる存在であるか、これは縁生縁起、縁によって生まれ縁によって死んでいくと、そういう筋道の通りに生きていく存在であると言うことを分かるようになる。それが生きている事の意味だということ…

仏教による幸福への成功方式 #71(第九章ダンマ 大慈悲 本願)

本願 大昔、法蔵ボサツと言われる方が世自在王如来のところで永い間修行しておられましたが、もし自分が成仏する時には、自分が作る浄土には地獄、餓鬼、畜生の三悪道がないように、又もし自分が作る浄土にきたい者は必ず、こられるようにと四十八の願をかけ…

師弟協業

『師弟協業』 われかくの如く聞けり と 釈尊の直弟子たちは奉じた それは真理実現の道だから 殊更の神秘力を必要とせず 自己の深層を真理化しつつ 大衆への導きをする弟子達 それは師弟協業の仏教活動 人々への友愛に身を捧げる 人間究極としての生き方だ […

三宝聖典 第一部 第二十二項 三十人の青年

三十人の青年 ウルベーラーに向いて正導の旅をなしたまえる世尊は、道をはなれて林の中仁坐したまえり。その時三十人の青年たち、夫人らをともないその林にて遊ぴたり。 一人は夫人をもたざれば遊び女をともなえり。遊びほうけのさ中にその遊び女は、財物と…