2009-11-05から1日間の記事一覧

立腰静思

『立腰静思』 正座もしくは足を半組みにして 腰骨を意識しつつスキッと立て 上体はなだらかな弓なりにする 手はももの上もしくは開いて膝上 目は見るでもなく見ないでもなく 呼吸は初め整え次第に自然にする 心に構えることなく安らかにして 考えるでもなく…

法句選 #22(楽しきかな仏縁)

『楽しきかな仏縁』 ブッダ釈尊に出会える楽しさ ダンマ正法を聞き得る楽しさ サンガ仲間の和合する楽しさ 三宝によって生き方を導かれ 釈尊仏教の仲間の一人になり 信仰と修道をしてゆく楽しさ 世の中がどの様に変転しても 自己を自己たらしめてゆく道 その…

生き方メッセージ #21(タップリ生きる)

『タップリ生きる』 うまく行くか行かないか 結局は自分の活かし方次第ですね チャンスは大いにあるのですから 自信が持てるかどうか 結局は自分が全力的かどうか 打ち込み方の問題なのですね その日の初めが意欲的かどうか その日の終わりが充実的かどうか …

勤労の聖僧 桃水 #26(6、禅林寺時代 その一)

六 禅林寺時代 聖僧の禅林寺転住に就いて、田中茂氏は、次の如く想像ならびに感想を述べておられる。 『前述したように、桃水が禅林寺の住職となったのは、謎の扉に閉ざされているが、それに対して、憶測を加えてみるのも無意味なことではなかろう。想うに、…

仏教による幸福への成功方式 #53(第七章ダンマ 四聖諦 四禅 )

四禅 まず正坐をします。頭をまっすぐ立て、あごを引き耳と肩とを向かい合わせ、肩を後に引いて力をぬき、背骨をのばし膝はこぶし一つあけて、足の親指を重ねて下腹に力を少し入れて突き出し加減にする。本式にはあぐらをかいて右足を左のももの上に乗せて、…

偉大なる入滅

『偉大なる入滅』 偉大なる釈尊が亡くなられる 二月十五日大地に横たわって 僅かな弟子信者が見守る中で 真理正法を三十五歳で悟られ 正導の旅を続けられて四十五年 正に理想を生きる八十年の生涯 何ら特別の神秘を必要とせず 真理を体得実行する事によって …

三宝聖典 第一部 第七項 四禅三明

第七項 四禅三明 かくて一日のうちに危機の絶頂に達したまえる世尊は、ここに安らぎを得て静思に入りたまえり。欲をはなれ、悪を去り、第一段に入りて喜びと楽を味い、第二段に進みてあらき思いささいなる思いをはなれ、喜びと楽を味い、第三段に進みて楽の…