法句選 #22(楽しきかな仏縁)

  『楽しきかな仏縁』    
ブッダ釈尊に出会える楽しさ
ダンマ正法を聞き得る楽しさ
サンガ仲間の和合する楽しさ
 三宝によって生き方を導かれ
 釈尊仏教の仲間の一人になり
 信仰と修道をしてゆく楽しさ
世の中がどの様に変転しても
自己を自己たらしめてゆく道
その中にある限りない楽しさ

諸仏のあらわれたもうは楽しきかな。正しき法を聞くは楽しきかな。サンガの和合なすは楽しきかな。和合せる人々の修行は楽しきかな。

[楽しきかな仏縁] 生きてゆく上の迷い悩みが解け、真実に触れてゆく楽しさ。物的愛情的満足しか知らなかった者が、それらを越えて全く次元の違う世界にご縁を得る楽しさ。ここに真の敬愛と信仰が自ずから生じてくるものだ。

    『真の仏教は法悦に満ちた楽しきもの』
 多くの人が信仰を御利益本位のものと思い、 宗教を古臭い窮屈なものと考える。釈尊真仏教が導入されて百年しかならず、これが布教される事は余りないから無理もない。しかしこれからは現代を導く仏教こそ最も必要とされる。


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