2009-11-14から1日間の記事一覧

松尾多勢子 「やじより」 第八幕

第八幕 天狗党事件は農民義兵を形造り、武士だけでは割り切れない可能性を示した。草莽の力は少なくとも飯田藩を動かした。この実績は紛れもない事実である。相楽総三はその力に着目した。 「赤報隊」 すなわち草莽の志士で形成される組織である。相楽総三は…

法句選 #28(解脱)

『解脱』 過去現在未来に左右されず 自分自身の在りように徹する そこに理想彼岸への到達がある 理性的感情的な苦悩から解脱し 自分本位な幸福欲楽から解脱し 真実実現への生き方に徹する 苦楽相対の繰り返しの生存から 真実絶対の世界に生かされてゆく それ…

生き方メッセージ #28(人間経営)

『人間経営』 組織経営も自己経営も 企画・製作・営業・サ-ビス この四つを基本ラインとする 一歩半歩を先んじる企画も 形を作り出す製造にしても それらを伝達する営業でも 総てがサ-ビスで一貫する 今や顧客本位の時代である 可能性に満ちた時代である …

働きかけ

『働きかけ』 一人の安らぎが百人の安らぎとなり その数と量をませば力となり 他への働きかけは大きさをます ものごとは環境と時間の 丁度その接点にありしかもなお それぞれが果てしない背景をもつ 凡なる者のこの小さな安らぎが 一切縁起の大いなる働きで…

仏教による幸福への成功方式 #64(第八章ダンマ 六度 禅定はすべての源)

禅定はすべての源 精進の力は一体どこからわいてくるのか。人はとかく体力を考えるが、その源は何か、心(理性と感情)である。それはうすっぺらい表の心ではなく、素晴らしい厚みを持った奥の心なのです。焦り怒り、嫉み迷い怠け、不正欲求などを焼きつくし…

勤労の聖僧 桃水 #33(7、桃水禅師と良寛禅師 その一)

七 桃水禅師と良寛禅師 桃水禅師と良寛禅師とを比較してみる場合に於て、たとえ、桃水禅師の方を劣る人として観るも、(私は桃水禅師の方を優れた人であると思っているが)、その優劣は五十歩百歩であろう。 若し、然りとするならば、やはり、桃水禅師もまた…

偉大なる入滅

『偉大なる入滅』 偉大なる釈尊が亡くなられる 二月十五日大地に横たわって 僅かな弟子信者が見守る中で 真理正法を三十五歳で悟られ 正導の旅を続けられて四十五年 正に理想を生きる八十年の生涯 何ら特別の神秘を必要とせず 真理を体得実行する事によって …

三宝聖典 第一部 第十六項 三法印

三法印 「すべてものごと変りゆき、わが本体はあらずして、二バーナは尊く静かなり」 南伝20巻増支部六集第十勝利品(雑アゴン経十) https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ←にほんブログ村 仏教