2009-10-17から1日間の記事一覧

生き方メッセージ #9(自己の確立)

『自己の確立』 結局は自己の確立だ 未熟不安定ではしょうがない 今最も必要な対策がその事だ 自己確立を何から学べるのか 自己確立は果して可能なのか 自己確立の効果はどうあるか 自己の確立を求める以上は それなりの決意が要る様だ 相当の活力を要するか…

法句選 #10(難しさに生きる)

『難しさに生きる』 他を戒めることの難しさ その都度己を顧みるからだ 己への厳しさが必要だからだ 他を導くことの難しさ 人間の在り方を意味するからだ まことの親愛さが必要だからだ 邪悪から遠ざかる難しさ 人間には弱さ醜さがあるからだ 正善聖への怠り…

健康に老いる

『健康に老いる』 ぽっくり死にたいと言う 長寿国の中味がそれだとしたら 何ともの悲しいことではないか 人に迷惑をかけたくないと言う それは健康な願いなのかも知れない それにしても生きる喜びはないのか これからは健康に老いねばならない そのためには…

原始仏教講座 #13(本質実行)

『本質実行』 われなす事をなし終えり この後欲望生活を望まず 釈尊仏教の自己目的がそれである 一切の苦悩は本質を知らぬ事だが 一切の本質は相関互恵する事だ 釈尊仏教はこの点に徹する事だ 己の得る所があれば他に施す 互恵し合えば本質の実行になる 釈尊…

仏教による幸福への成功方式 #22(第三章二辺中道 正思)

正思 貪欲(むさぼりの欲)瞋恚(怒り)害心(人を傷つける心)その他、嫉み、怨みなどの悪い感情を捨てることが正思です。人間は感情の動物だなどと威張っていては犬畜生と変りません。むさぼりの心を餓鬼と言い、いくら食うてもまだ欲しいというはてしのな…

仏教による幸福への成功方式 #21(第三章二辺中道 正見)

正見 四聖諦(四つの聖なる真理)その他の仏教原理をよく理解して明らかな智見をもつこと。完全な智慧、何事でも正しく見透す智慧に目覚めること。道徳も科学も結構ですが、人生苦からすぐに脱け出すことが出来、社会全体が真の理想を達成する為の、その努力…

勤労の聖僧 桃水 #12(3、聖僧の幼年時代 その二)

如何なる傑出した人の場合に於ても、必ずしも、その傑出した人は既に少年時代から、後世その名を顕す方面の仕事を望んでいたものとは限らない。否、むしろ偶然の幸福に恵まれる者の方が多いのである。 聖僧の場合にしても、決して、その出家は自発的なもので…

必亡論

『必亡論』 大戦必敗論を唱えた人がいて 大勢がこれを抹殺したという 英知が行われる事の難しさだ ここに必亡論を唱える人がいても 大勢がどれほど耳を傾けて聞くか 英知が人類を満たす事の難しさだ 物の豊かさに心を奪われるとしたら 次第々々に亡びの道を…