2009-10-17から1日間の記事一覧
『自己の確立』 結局は自己の確立だ 未熟不安定ではしょうがない 今最も必要な対策がその事だ 自己確立を何から学べるのか 自己確立は果して可能なのか 自己確立の効果はどうあるか 自己の確立を求める以上は それなりの決意が要る様だ 相当の活力を要するか…
『難しさに生きる』 他を戒めることの難しさ その都度己を顧みるからだ 己への厳しさが必要だからだ 他を導くことの難しさ 人間の在り方を意味するからだ まことの親愛さが必要だからだ 邪悪から遠ざかる難しさ 人間には弱さ醜さがあるからだ 正善聖への怠り…
『健康に老いる』 ぽっくり死にたいと言う 長寿国の中味がそれだとしたら 何ともの悲しいことではないか 人に迷惑をかけたくないと言う それは健康な願いなのかも知れない それにしても生きる喜びはないのか これからは健康に老いねばならない そのためには…
『本質実行』 われなす事をなし終えり この後欲望生活を望まず 釈尊仏教の自己目的がそれである 一切の苦悩は本質を知らぬ事だが 一切の本質は相関互恵する事だ 釈尊仏教はこの点に徹する事だ 己の得る所があれば他に施す 互恵し合えば本質の実行になる 釈尊…
正思 貪欲(むさぼりの欲)瞋恚(怒り)害心(人を傷つける心)その他、嫉み、怨みなどの悪い感情を捨てることが正思です。人間は感情の動物だなどと威張っていては犬畜生と変りません。むさぼりの心を餓鬼と言い、いくら食うてもまだ欲しいというはてしのな…
正見 四聖諦(四つの聖なる真理)その他の仏教原理をよく理解して明らかな智見をもつこと。完全な智慧、何事でも正しく見透す智慧に目覚めること。道徳も科学も結構ですが、人生苦からすぐに脱け出すことが出来、社会全体が真の理想を達成する為の、その努力…
如何なる傑出した人の場合に於ても、必ずしも、その傑出した人は既に少年時代から、後世その名を顕す方面の仕事を望んでいたものとは限らない。否、むしろ偶然の幸福に恵まれる者の方が多いのである。 聖僧の場合にしても、決して、その出家は自発的なもので…
『必亡論』 大戦必敗論を唱えた人がいて 大勢がこれを抹殺したという 英知が行われる事の難しさだ ここに必亡論を唱える人がいても 大勢がどれほど耳を傾けて聞くか 英知が人類を満たす事の難しさだ 物の豊かさに心を奪われるとしたら 次第々々に亡びの道を…