2009-10-13から1日間の記事一覧
『考える力』 今はものを考える力が要求されるが それは判断基準に照合してのものだ 基準なき思考は確かなものになり難い 一体何のために考えるのかと考えるなら それはより善き生き方をする為にとなる そこに考える事自体の基準があるようだ より善き生き方…
三歸五戒 仏教徒は何を信ずべきか。それは三宝(Ti-ratana テイラタナ 仏陀、正法、正僧伽の三つの宝)を信じ五戒を守ることです。三宝の精神に帰り依り(namoナモ南無帰依)とすることを三歸(三宝帰依)と言います。この三宝と五戒に対し絶対…
遠離せよ 人々は庭のある家を求めアパートの窓際に植木鉢を並べるのは、自然へのあこがれ、いこいを求める心の現われですね。はてしない欲にけがれた世界(欲界)から遠くに離れて(遠離、出離、出家)安らかな心を得る為に世尊は、常に林の中に住んでおられ…
若しまた、胎教に就いての、世に知られている言葉を挙げて、読者に胎教の重大性を強調するならば、次の如しであろう。 『小学』の烈女伝にはこう書いてある。―『古、婦人子を姙めば、寝るに側せず、坐するに辺せず、立つに蹕せず、邪味を食はず、割して正し…
『ス-プの味』 死後などは分かるものかと 好き勝手な生き方をする人は 仏教の味を知らない人である 死後を安楽にと願うのみで 何ら真理を学ばない人は 仏教の味を知らない人である 現在の報い死後の報いを知り 真理中心の行動をする人こそ 真に仏教の味を知…
『静思湧思』 かりに毎朝々々静思する 深く深く鉱脈を掘る様に 時に素晴らしいヒラメキを得る かりに静思を習慣化するとする 縦糸と横糸で機織りする様に すると成る程なと納得を得る かりに静思を楽しむとする 白黒の碁石で陣を取る様に そこに自分の領域を…
『原理に即して』 清き心にて行えば幸せになる ただ単に神仏を信じるのではない 行動原理に即したのが原始仏教だ 幸せを得たければ幸せを施せ 法を得たければ法を伝えよ 互恵真理に即したのが釈尊仏教だ 求めずして得たものには喜びがない 求める心を先ずは…
『現実真実』 不安動揺をなくすために より積極的な心をつかむために 唱え言葉やお経何でも利用する 鉄砲で動物を殺し人間を殺し 自然を作りかえて増大する人間 今や地球の外に行って対立する 神や仏けを立てたりつぶしたり したたかさとけたたましさの外に …
人をおしのけての我欲一点張りでない 浄福を求める心を尊敬せねばならない それこそ大衆の願いに違いないからだ 一応の浄福が得られた上で 真実を求める心が尊敬されねばならない それこそが人間の熟成に違いないからだ 家庭を営む者において 浄福と真実を車…
諸欲の禍い 不正欲求つまり諸々の欲は苦しみのもと、これはくどいようですが、仏教徒は片時も忘れてならないことで、あらゆる広告、教育、科学、芸術などが、欲望こそ文化の推進力だなどと上手な言い回しをしてもだまされてはなりません。諸々の欲が愛着、不…