原始仏教講座 #9(原理に即して)

   『原理に即して』      
清き心にて行えば幸せになる
ただ単に神仏を信じるのではない
行動原理に即したのが原始仏教
 幸せを得たければ幸せを施せ
 法を得たければ法を伝えよ
 互恵真理に即したのが釈尊仏教だ
求めずして得たものには喜びがない
求める心を先ずは求めることだ
解決原理に即したのが真実仏教だ
 
 [原理に即して]-百円の品物を得たいと神仏に祈願するのと、百円を出す行動をするのと、どちらが入手しやすいか。行いに報いあり(業報論)と人間の行動原理を明確にする事から原始仏教は始まる。人間理解の第一歩だ。

  『人間理解の極に立たれたのがブッダ釈尊
 人間は他との関わりにおいて存在しかつ役立ち合っているというのが互恵真理、これが人間理解の第二歩。どの様な問題や苦悩でも、釈尊が解明した解決原理によって解決出来るとするのが人間理解の第三歩。仏教は理解システム。