釈尊の聖句 36

36 極めて見難く極めて微妙にして欲に随いて趣く心を、賢慮ある者は護るべし。護られたる心は安楽を齎す。(南伝大蔵経第23巻 小部経典一 法句経 三 心品 22頁)
「び妙な欲望」
みにくことかたく、び妙ににして、欲のまゝにおちこむこの心を、賢き者は守るべし。守られたる心は幸せをもたらすなり。(田辺聖恵訳)
◎衝動的に行動することが自由ではない。他から律せられることを人は嫌う。では自らよく律することが出来るか。自分を束縛しているのは、自分の欲望なのだ。欲望が幸せにするのでなく、苦の原因であることを早くつきとめたいもの。少欲知足−はあらゆる場合の基準とすることが出来る。いやせねばならぬ。田辺聖恵

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