釈尊の聖句 79

79 法水を飲む者は、清澄なる心を以て快適に臥す。賢者は常に聖者の説ける法を楽しむ。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 六 賢品 二九頁)
法を喜ぶ
法を喜ぶ者は、清き心にて幸せに住むなり。賢き者はつねに聖者の説ける法を楽しむ。(田辺聖恵訳)
◎法がはつきり分るということは喜びである。この法はもう余分な生活の仕方を必要としないことを教える。生活が一本化、単純化してくる。清らかな心、清浄の生活となる。小さな悪に対しても敏感になり、おのずから自己規制が働く。法の世界が喜べるようになると、もつともつと聞法したくなるものである。 田辺聖恵

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