2010-05-21から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第三講 その二

第三講 その二中道です。これがお釈迦様の仏教の一番中心になるところです。中とは真ん中という意味ですが、これは必ずしも真ん中の意味ではなく、的中、あたっている、正しいという意味なんです。「もろもろの欲の楽のみ求むるは、いやしき凡夫のなすところ…

経集 38

38.子や妻に對して貪愛ある者は、恰かも欝茂せる竹が亙に縛著するが如し。筍の如くに著することなくして、犀角の如く応に独り遊行すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 三 犀角経 十四頁) 拡がる竹の根がからまるように、人は妻子に愛著…

釈尊の聖句 273

273 諸道の中、八支(八支聖道)最も勝れ、諸諦の中、四句(四聖諦)最も勝れ、諸法の中、離欲最も勝れ、二足(人間)の中、具眼者最も勝る。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二〇 道品 五九頁) 釈尊仏教 道の中にては八聖道、真理の中にては四…