2010-03-31から1日間の記事一覧

三宝法典 第二部 第七三項 リチャービー人への教え

リチャービー人への教え 時に世尊、ベーサーリーを去りたもうに、身をめぐらし城をかえりみてほほえみたまえり。 「アーナンダよ、これこの城の見おさめにして、再びこの城に入ることなからん。」 ビクらこれを聞きて悲しみ歎けり。この噂はリチャービー人の…

釈尊を伝える

『釈尊を伝える』 私に何がしかの取り柄があるとすれば 釈尊の思想行動を他に伝えることだ 二千五百年前の一宗教者の生き方をだ 人間としての最高可能な知恵に達し 人間としての最大広深な友愛心に溢れ 人間としての生き方を全うされた釈尊 人それぞれがそれ…

おりじなる童話  かげぼうし

吉永光治のおりじなる童話 かげぼうし そらに おひさまが ぎらぎら ひかっていました。 にわに みかんが たくさん なって います。 こどもたちが みかんを みあげて いいました。 「おおきいな」 「たべたいな」 「いいにおい」 うれしそうな こどもたち う…

釈尊の聖句 36

36 極めて見難く極めて微妙にして欲に随いて趣く心を、賢慮ある者は護るべし。護られたる心は安楽を齎す。(南伝大蔵経第23巻 小部経典一 法句経 三 心品 22頁) 「び妙な欲望」 みにくことかたく、び妙ににして、欲のまゝにおちこむこの心を、賢き者…