釈尊の聖句 257

257 躁急ならず如法・平等に他を導き、正法を護り、賢慮ある者は、法従者と称せらる。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一九 法住品 五六頁)
法に住む  
性急ならず、法により、正しく他の人々を導き、 正法を守る知恵あるものこそ、法に住む人と云わるゝなり。(田辺聖恵訳)
◎法の基本(三宝)を身につけ、それから他にそれを正導する、これこそ仏教者の真の生活。金銭、家庭、仕事もすべてこの法に住む為の通過、手段。最大のあやまりは生活のために法を利用すること。已に引き寄せ作り替えてみてもミノ虫のようなもの。信に徹するとは已が法に吸いこまれることである。分別から無分別へ。それは正導の実践をしてみねば分らない。田辺聖恵

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