2009-10-16から1日間の記事一覧

己のために

『己のために』 仕事も家族も何もかもさし置いて 己は何のために生きるのか問うてみる 一生の内に一度はそうした時が必要だ 己は己のために生きるという事を 長い間考える事が出来なかったのは この国が他者志向であったからだ 己が己に目覚めて生きる事のた…

プロフィール画像について

内容は私が考え、書は田辺聖恵師が色紙に書いて下さったものです。相田みつを風にと無理な注文付けたりしましたが、やはりご本人の作風でお書きになりました。大きな額に入れた物もありましたが、不注意から落としてしまい、少し破けてしまいました。何とい…

勤労の聖僧 桃水 #11(3、聖僧の幼年時代 その一)

三、聖僧の幼年時代 聖僧の稍々正確なる最初の伝記者たる面山禅師は『母異夢ヲ感ジテ師ヲ姙ム』と誌しており、今一人の伝記者は『其母人は、或る夜不思議の夢に異僧が来て、我が腹中に入ると感じ、それよりこの聖僧を孕む』と誌しておるが、斯かる一節は、何…

原始仏教講座 #12(欲望を欲求へ)

『欲望を欲求へ』 人間本来無一物などと言われるが 生きようとする意欲で生まれてくる それはまさに混沌とした生命欲求だ 生長につれて欲望は肥大してくるが 経済界はこの欲望を食い物にする こうした欲望で人は自己を見失う 与えられた欲望を単に遮断するで…

仏教による幸福への成功方式 #20(第三章二辺中道 正行なき仏教はない)

第三章 「二辺中道」(正行原理) もろもろの 欲の楽のみ求むるは いやしき 凡夫のするところ まことの 利益 ともなわず ひたすらに 身を苦しめる行なすは かしこき 人のせぬところ まことの 利益 ともなわず 如来は二辺を捨てさりて 中道 現に正覚す 眼を生…

人類更新

『人類更新』 一切は相関関係にあって影響し合う 影響を受ければ何らかの変化をする 魂の様なものも変化せざるを得ない 欲望主体を不変のものとするは執着 縁起相関の理法を不変とするは悟達 こうして人は執着から悟達へと変化 自我中心から真実理法へと自覚…