2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

原始仏教講座 第三講 そのニ十ニ

第三講 その二十ニ正念、正定と、常にそれを何時も思って、その状態になるようにしなさい。真理の状態になって生きていきなさいということです。これが八正道。これがお釈迦様が説かれた仏教です。原始仏教の一番中心になる所です。これによって解脱すること…

縁起の真理

『縁起の真理』 縁起の真理は人間を超えるものである この真理の普及正導を一生とされた釈尊 その釈尊こそ人間であり人間を超える存在だ 縁起の真理は人間によって悟られるものである この真理の学習体験によって人は苦を解決する こうした人こそ人間の本質…

釈尊の聖句 332

332 世に母を敬ふは楽しく、父を敬ふも亦楽し。世に真の沙門たることは楽しく、真の婆羅門たることも亦楽し。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二三 象品 六九頁) 仕える喜び 世間にて、子として母に仕えるは楽しく、また父に仕えるも楽し。世間…

大河ドラマ「龍馬伝」に一言

話題にするのも馬鹿馬鹿しいので無視してきたが、酷すぎるので一言だけ、「このドラマはフィクションです。実在の人物とは無関係です」の表示を最後に流すべきではありませんか、NHK殿!

経集 48

48 金工のよく仕上げられた輝ける二つの黄金の環が腕に懸けられ、接触しつゝ騒音あるを見ては、犀角の如く応に独り遊行すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 十七頁) 金工が立派に仕上げた二つの美しく輝くものも、一つの腕にあ…

原始仏教講座 第三講 そのニ十一

第三講 その二十一それから正しい生活、これは五つの規律でいわれています。殺生しない、盗みをしない、、淫らなことをしない、うそは言わない、酒は飲まない。これは正しい生活、ルールです。正命というのは正しい生き方、宗教者は宗教者らしく生きる、農業…

釈尊の聖句 330

330 独り行くこそ勝れ、愚者は断じて侶伴となすべからず。独り行くべし、悪事を為すべからず、寡欲なること宛も林中における象の如くに。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二三 象品 六八頁) ひとり行く ひとり行くはすぐれたり。愚かなる者は友…

原始仏教講座 第三講 そのニ十

第三講 そのニ十八正道の中では正念、正定として、ここではジェーナを略してあります。ジェーナは正定サマーディの中に含めてあるということです。これを簡単に言いますと、八正道というものは、まず正しい見解を持つということ。正見ですね。それから正しい…

日常者と宗教者

『日常者と宗教者』 あれこれ何かと忙しく立働き 殊更の問題が無ければ幸せそのもの それが平均的な日常生活者という事か 問題がない所に問題を投げかけ 幸せそのものに真の意味を問いかけ 生きるに値いするかと宗教は言う 真の宗教に縁遠くなった今日ではあ…

自己活性化

『自己活性化』 無意識では人を殺し己を殺すことはない 問題は過剰意識が規制を破ることだ 学びと訓練を生きることの条件とする 己を捨てる無執着は仮定のものだ 己を活かし 他を活かすこの生命原理を 求道し 実行しやりぬくのが仏教だ 釈尊は四十五年 旅に…

経集 47

47 正に無学の戒等を成具せる朋友を我等は賞讃す。勝れたる又は等しき朋友に親近すべし。彼等を得ざれば無罪なる衣食住を受用して、犀角の如く応に独り遊行すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 十七頁) 道に達した友こそほめら…

釈尊の聖句 328

328 若し思慮に富み、正しく行ひ、賢明なる同行の伴侶を得ば、一切の危難を征服し、熟慮して欣然彼と共に行くべし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二三 象品 六八頁) 共に行く もし考えぶかく正しき暮らしをなす賢き同行の友を得たらば、一切…