2010-04-25から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第二講 その一

原始仏教講座(全六講)第二講 その一『ブッダとは如来・応供(オウグ)・正等覚者(ショウトウガクシャ)・明行足(ミョウギョウソク)・善逝(ゼンゼイ)・世間解(セケンゲ)・無上士(ムジョウジ)・調御丈夫(ショウギョジョウブ)・天人師(テンニンシ)・ブッダ世尊にて、こよなき世間…

松のほまれ 松尾多勢子 第十四

第十四 幕府刀自の邸に涙士の出入するを疑ふ 刀自は、夜を日につぎて、郷に帰り、良人に見えて、久しく奉事をかきしことの罪を謝し寝食を忘れて、看護に心を尽しゝかば、夫の病勢も次第に快方に赴きけり。 折しも、志士の来り訪ふもの、日に多く、彼の角田忠…

おりじなる童話 とうさんのタイコ

吉永光治のおりじなる童話 とうさんのタイコ 「ランドセルを かたづけんか」 とうさんの こえが げんかんから へや いっぱいに ひびいた。 「はーい!」 ぼくは げんかんに はしっていった。 とうさんの こえは いまかえったぞ の あいずみたいなものだ。 か…

釈尊の聖句 204

204 無病は最上の利にして、満足は最上の財なり。信頼は最上の親族にして、涅槃は最上の安楽なり。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 十五 安楽品 48頁) 真の道 無病は第一の利、満足は第一の富、信頼は第一の親族、ニバーナは第一の安らぎなり…

経集 16

16.有に結縛すべき因本たる、愛林所生の煩悩あることなきかの比丘は、蛇が古りたる舊皮を棄つるが如く、彼此の岸をば共に捨つ。 (南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 一 蛇経 五頁) 生存へ縛りつけられる元になる、愛欲から生ずるものゝ何もない…