2010-04-23から1日間の記事一覧

松のほまれ 松尾多勢子 第十二

第十二 加茂行幸当時の日記 刀自は、諸藩の志士と共に、専ら力を 王事に尽したりしが、その危難の迫りし時、一切の書類を焼き棄てしかば、当時の事情を詳悉するに由なきは、実に遺憾の事といふべし。 而して、その日記としては、唯僅かに、加茂行幸の際にお…

原始仏教講座 第一講 その十四

第一講 その十四次が応供、供養に応ずる資格のある方。自分の欲望本位で暮らしていない人、人々のために存在する人。だから供養、供養というのは、ご飯を差し上げる、信者さんの側から、どうぞご飯を食べてください、そして体を永らえて、私達に真理の導きを…

おりじなる童話 しゃしん

吉永光治のおりじなる童話 しゃしん 「ともこ!」 おかあさんが よびました。 ともこは へんじを しません。 あさから ともこは ぷんぷん おこっていました。 どうしてかと いうと それは このあいだの にちようびに どうぶつえんに あそびに いったとき お…

釈尊の聖句 114

114 百歳の寿を完うするも、最上の法を見ざれば、最上の法を見る者の1日の生、之に勝る。 (南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 八 千品 三四頁) 不死の道 死にあらざるさとりへの道を見ずして百年生くるよりは、死にあらざるさとりへの道を見つつ…

経集 14

14.いかなる随眠もあることなく、諸の不善根を害破せしかの比丘は、蛇が古りたる舊皮を棄つるが如く、彼此の岸をば共に捨つ。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 一 蛇経 五頁) よからぬ性癖の跡形もなく、不善の根の抜き去られた、その修行者…