経集 14

14.いかなる随眠もあることなく、諸の不善根を害破せしかの比丘は、蛇が古りたる舊皮を棄つるが如く、彼此の岸をば共に捨つ。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 一 蛇経 五頁)
よからぬ性癖の跡形もなく、不善の根の抜き去られた、その修行者は、この世とかの世とを共に捨てる、蛇が朽ち古りた皮を脱ぐように。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)