2010-01-13から1日間の記事一覧

横井小楠先生を偲びて   五 開国論と世界平和論  その五

前に述べた如く福井藩主松平春嶽は安政四年先生を賓師として招聘せんとして家臣村田氏壽を沼山津なる先生の閑居に遣わしてその内意を傅えしめた時、村田は数日間滞在して先生の講義を聞いたが、その時の手記の中に「横井氏説話」として先生の話が記述してあ…

三宝 第65号  『仕事の本質』 働くとは生きること

三宝 第65号 1971年10月8日刊 『仕事の本質』 田辺聖恵 [働くとは生きること] 心と身体の働きをもって動いているもの、つまり生きているのが人である。働くとは人が動くという字。ハタラクとは端の人が楽になるように仕事をすること、他への奉仕…

三宝法典 第一部 第76項 反省会

反省会 時に世尊、祇園精舎にて安居をなしたまい、安居の終わりにならわしとして、ビクらは世尊を見たてまつらんと、そのみもとに集まれり。世尊はかねてのごとく、ビクらにたずねたまえり。 「ビクらよ、おんみらよく忍び、またすこやかなりしや。安居の間…

真理実行

『真理実行』 相関互恵は人間にとって真理である どの様な人でも関わりの中で生きる どの様な人でも互いに役立って生きる 幸せを望むなら他に施し奉仕する事だ 存在価値を望むなら施し奉仕する事だ その事の実行には必然の結果が生じる 自分が求めるものを他…