2009-12-29から1日間の記事一覧

横井小楠先生を偲びて 3 小楠先生の生涯 (その七)

先生は此の遊歴によりて其の力量と識見に重きを加えたことは言うまでもないが、交歓した名士中先生の意に満てる者は寥々として晨星の如くであったと見え、国に帰るや杖を投じて「鳴呼天下の広き与に一人の語るべき者なし」と浩歎したとの事である。然るに流…

三宝 第90号  「信に二種」  釈尊に聞け

釈尊に聞け 釈尊は一般の人々が、誰でも徹底した宗教の境地を求めるものではない-ということを見抜いて居られる。勿論それでいいというわけではないが、徹底を求めようとしない人々には次善の道を開かねばならない。そこでそれらの人々に対して業報論を説か…

三宝聖典 第一部 六一項 チンチャー女の腹帯

チンチャー女の腹帯 時に世尊、サーバッティーに帰りたまえり。世尊への信仰はますます高まり、供養は水のごとく教団にそそがれたり。異教徒はこれをねたみ、チンチャー女にそのさまたげを依頼せり。それより日ごとサーバッティーと祇園精舎との道に、かの女…

家と庭

『家と庭』 人の子が誰しも帰ってくる所 安らぎや喜びを得られる所 小さな故郷のような所 家庭 寝泊まりしたり食事するの家 走り回ったり植木を楽しむ庭 談笑したり相談したりの家族 家は自然から身を守る働き 庭は自然につながれる喜び 家と庭は生きてゆく…