家と庭

   『家と庭』          
人の子が誰しも帰ってくる所
安らぎや喜びを得られる所
小さな故郷のような所 家庭
 寝泊まりしたり食事するの家
 走り回ったり植木を楽しむ庭
 談笑したり相談したりの家族
家は自然から身を守る働き
庭は自然につながれる喜び
家と庭は生きてゆく根拠地
               
 [家と庭]−アメリカにホ−ムレス、家のない人々が百万人もいるという。家という基本、家庭という実質を考えさせられる。昔の庭は干し場であり、仕事場であり、庭木を楽しみ、子供が走り回る所であった。まさに家と庭だ。 

  『家と庭のセットで家族が形成される』
 夜遅く帰る毎日となれば庭は無いに等しく、自然とのつながりは薄れ、家庭性も薄れる。何故なら人は自然との接点で生きるものだからだ。忙しくて文化文明的になるほどに、恰好はつけるが自然から遠のき、人間性までが遠のく。