2009-12-18から1日間の記事一覧

生き方メッセージ #57(納得)

『納得』 人は何かを求めてゆく存在 それだから存在価値がある それが苦悩という形になる 人は求めるものの質を高める 求め心に選択性があるからだ こうして次第に学びを重ねる 人が求めるものは結局納得だ どの様な境遇にかこまれても 納得して生きる道は必…

横井小楠先生を偲びて 1 緒言 (その三)

先生は言を立てて一世を始動したので、当時名ある政治家の仕事の中には先生の主義経綸より出たものと思わるるのがいくらもある。その又一方に於て先生は、肥後では小楠堂なる私塾を開き、福井賓師時代には藩学明道館に於て、親しく子弟を教授したが、先生の…

三宝 第134号 心の悪魔との対決 #3 (宗教へのそ向き)

宗教へのそ向き 不快や不安、それは自分の欲望が満たされていないからである。同期に人社した者が、一人先に係長にでもなれば、たちまち屈辱を感じないわけにはゆかない。つまり自分の名誉、自尊心が傷つけられた、という事になる-そうではないが、そう思う…

自立意識

『自立意識』 他からどのように見られようと 自分はこの道をという所があれば その依存性に悩む事もあるまい 人を愛し仕事を愛し酒食を愛し その愛の満たされを求める者は 依存性になると考えねばなるまい 自立意識を持ち続けるという事は この日本社会では…

三宝聖典 第一部 五十項  別れ道

別れ道 時に世尊、つきそい人のナーガサマーラと共に、コーサラ国の大道を歩みたまえり。ナーガサマーラは中途にて別れ道を見て世尊に申し上げたり。 「世尊よ、これわれらの道なり。われらこれを行かん。」 三度び申し上げて世尊、許したまわざりしため、か…