生き方メッセージ #57(納得)

    『納得』          
人は何かを求めてゆく存在
それだから存在価値がある
それが苦悩という形になる
 人は求めるものの質を高める
 求め心に選択性があるからだ
 こうして次第に学びを重ねる
人が求めるものは結局納得だ
どの様な境遇にかこまれても
納得して生きる道は必ずある
              
[納得] 浦島太郎は竜宮城で遊び疲れ、貰って帰った玉手箱を開けると白煙りが上がったという。人間がゼイタクや遊びだけでは空しくなるという事を教える。人間が一生かけて本当に求めるものは何かという設問でもある。

      『人が求める安定充足とは納得である』
 今日は感性ばやりではあるが、それを推し進めていっても人生とは何かという結論は得られない。人間に理性がある以上、結論↓納得のコ-スをぬいては安定しない。何故なら感性は動揺変化するもので安定要素でないからだ。 
                   
[納得] NHKでも若者のロックバンドを募集放映するようになってきました。若者の音楽感性は実に激しい程のもので、刺激を満たす事にはなりますが、考える方がおろそかになります。逆に考えられないから音楽に逃げているのかも知れません。信仰などでも霊感的なものが流行るのは、考えない世界に逃避する事でしょう。

 人はしばしば現実批判と現実逃避を混同するが、それは批判という理性、逃避という感性の区別がハッキリしない事による。批判を通してかくあるべしとの結論を得たら、それへの実現意欲を高めるのが真の感性であると言えましょう。こうして理性と感性がやがて一体化する様な、心底からの納得を全現する生き方になります。


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