2009-11-02から1日間の記事一覧

三昧

『三昧』 一本の道を歩んでただただ歩んで それでもそれでも道は続く かなたからの励ましが続く 照らされていて照らされていて それでもそれでも気付かない この勿体なさに気付かない 捨てていって捨てていって それでもそれでも何かが残る 何とはなしの喜び…

赤き心を おんな勤王志士・松尾多勢子

今、札幌の古書店より着く。というより首を長くして待っていたので、郵便受けをのぞきに行ったら届いていたということです。 帯書きに 密偵・多勢子の活躍がなければ、幕末の歴史は違うものになっていた! 五十二歳で志を立て、 信州飯田から 京へのぼった …

勤労の聖僧 桃水 #23(5、住職時代 その四)

聖僧は二大都市の一つの、大阪にいること二年にして、山間僻地の、肥後南郷に移っている。それから、南郷にいた時は、支那から長崎へ渡って来た隠元禅師を同地に訪ねて行って会っている。それから、故郷、筑後、柳川へ帰り、それからまた、肥前島原の青雲寺…

三宝聖典 第一部 第三項 出家

第三項 出家 「ヒマラヤ山の山腹に、コーサラ国に属したる、財と勇気をかねそなえ、いと正直なる種族あり。その種族の名をば日種(にっしゅ)と言い、生まれの族をシャカと言う。それよりわれは出家せり。もろもろの欲を求めるためならず。欲のわざわい知り…

仏教による幸福への成功方式 #50(第六章ダンマ 実相 般若心経 )

般若心経 空(実相)の代表的お経は皆さんが知っているハンニャ心経で、色即是空という短いお経です。これを日本語にしてみましょう。 『般若ハラミタ心経』 「観自在ボサツ。 般若ハラミタを 行ぜられ この心身は みな空と 見ぬきて苦から はなれたり。 シ…

いかに生きるか

『いかに生きるか』 環境次第ではわが子をおろし 環境次第では物金に終始して 人は自我欲中心に生きている 時には己の悪に心をまかせ 時には己の善に心を向けて 善悪相対に激しく揺れ動く 優れた先人は絶対の境を求め その道を全うして生きている 求める者に…