2009-10-23から1日間の記事一覧

法句選 #12(旅を終える)

『旅を終える』 人生はよく旅に譬えられるが 喜怒哀楽幸せを求めてのものだ 多くの旅は果てしなく続けられる 苦楽相対の旅を終えるには それなりに自ら求めねばならない 一切の束縛を越えた世界をばだ 山坂を越えれば新天地がある 真実に生きぬいてゆく自由…

仏教による幸福への成功方式 #33(第四章三宝印 四相)

四相 すべてのものは、うつり変わりするということ、そしてうつり変わりするものの中に、変わらないという我という本体はないということを習いました。その変化の法則は一応、生住異滅の四相というコースをとります。人間も生まれ育ってしばらく住み繁栄し、…

仏教による幸福への成功方式 #32(第四章三宝印 涅槃が目的)

涅槃が目的 前によく出てきました正見、正覚と涅槃(nibbanaニバーナ)とは同じことです。一切の苦しみを消滅させた静寂な心の状態のことです。これこそが仏教徒としての最初の目的です。私共は漠然としたただ立派な人間になるのだという精神修養とは…

勤労の聖僧 桃水 #16(4、修業時代 その一)

四、修業時代 偉大なる人物に於ては、『修業時代』或いは、『卒業時代』などの区別はあろう筈はない。彼の生涯は全部的に『修業時代』であろう。しかし、私は便宜上の区分から、第四章に『修業時代』という題名を附して、新しく筆を染めることにする。 田中…

活かし切る仏教

『活かし切る仏教』 問題があれば根本真理で対処する 問題がなければ根本理を学習する これが仏教であり万全の生き方だ 人間の究極を固定して考えるか 人間の深層を変化体と考えるか これによって対処方法は変わる 自己の深層を解決してからの人生 そこから…