#ブログバトン

火のないところにも煙は立てられる 森ゆう子

火のないところにも煙は立てられる 中には、「疑われるようなことをするヤツが悪いんだろ」と言う方もいます。 火のないところに煙は立たない、とね。 でも、検察が捜査の捏造をやれば火のないところにも煙は立てられるんです。このことを国民のみなさんにき…

邪馬台国での「魏志倭人伝」解釈の鍵とは! 木漏れ日に生命を!

「邪馬台国」論争においては「考古学」的成果は、あくまでも状況証拠として留め、 史書「魏志倭人伝」の解読で論争に決着を就けるのが本質、本道である。 「魏志倭人伝」という原点に戻り、「邪馬台国」論争を再検討すべきであるということだ。 「魏志倭人伝…

第7回「文芸思潮」エッセイ賞社会批評奨励賞 「牛の瞳」 池山弘徳

「牛の瞳」 幼いころ、私の家には二つの家があった。一つは人間の住む藁屋根、一つは牛の住む瓦屋根であった。牛小屋の方が堅固な構造であったから、台風の時は牛小屋に避難した。二階建ての牛小屋には、梯子を使って昇った。そこには藁がぎっしり積まれ、子…

眼にて云ふ 宮沢賢治

眼にて云ふ (疾中) 宮沢賢治 だめでせう とまりませんな がぶがぶ湧いてゐるですからな ゆふべからねむらず血も出つづけなもんですから そこらは青くしんしんとして どうも間もなく死にさうです けれどもなんといゝ風でせう もう清明が近いので あんなに青ぞ…

ピー缶  池山弘徳 第4回文芸思潮エッセイ賞 入選作

ピー缶 池山弘徳 感覚の中で、嗅覚は特別に不思議である。激しい悪臭でない限り、感じる事もあれば感じないこともある。ただ、臭いを感知したとき、時として人間の原初を思い出させる機能があるような気がする。 マルセル・プルーストは「ふと口にした紅茶…

種本紹介

内藤辰雄著 勤労の聖僧桃水です。この内藤辰雄なる人物がよく分かりません。プロレタリア文学作家で、内藤陳の父親という程度しか知りません。桃水を書いた人で有名なのが宮崎安右衛門、「野聖乞食桃水」「野聖桃水和尚」という名でかなり版を重ねていたよう…