種本紹介

内藤辰雄著 勤労の聖僧桃水です。この内藤辰雄なる人物がよく分かりません。プロレタリア文学作家で、内藤陳の父親という程度しか知りません。桃水を書いた人で有名なのが宮崎安右衛門、「野聖乞食桃水」「野聖桃水和尚」という名でかなり版を重ねていたようです。昭和33年頃まで発行されていました。もろもろ10冊は手に入れましたが、「勤労の聖僧桃水」が一番よかったのでこれを使おうと思った訳です。江戸時代ですら稀な人だったし、現代では尚のこと耳の痛い方が多かろうと思います。