2010-03-24から1日間の記事一覧

三宝法典 第二部 第六六項 七つの衰えざる法

七つの衰えざる法 時に世尊、ラージャガハのギッシャクータ山にとどまりたまえり。 マガダの国王、アジャータサットは隣国のワッジー国を攻めんとして雨行大臣に命じたり「雨行よ、おんみは世尊のみもとに参りてねんごろに挨拶なし、わがためにみ教えを請い…

信者の五法

信者の五法 仏教の在家信者としては、三宝を信じるだけで信者として認められる。日本の場合は仏け様かご本尊様を信じれば信者という事になるが、その中味を聞き知るという事があまりなく、むしろそのお救いやご利益を与えて下さる、その力を信じるというのが…

直信者の在り方

「直信者の在り方」 直弟子という言葉はあるが、直信者という言葉は恐らく無いであろう。釈尊の時分には、直弟子は出家者であり修道をする者であった。いわゆるビクでありビクニ(尼)である。信者は修道をしてもよいが、一般には信仰と浄施をする在家者とな…

「釈尊仏教とは三宝帰依なり」 信とは純情

信とは純情 信というと、日本ではすぐに信頼、お助け下さいとすがりつくという方式にとらえてしまいやすいが、本来、信はまごごろ、一心、教祖の言に対して、あゝ思い、こう解釈するといった二心を持たないということである。つまり粋真、純情であるというこ…

三宝法典 第二部 第六五項 聖なる弟子の数々

聖なる弟子の数々 時に世尊、ビクらを集め、世尊に従いしあまたのビク衆の特長を仰せられたり。 「ビクらよ、わが弟子のビクのうち、最も早く弟子となりたるはアンニヤコンダンニャなり。知恵第一はサーリプッタなり。神通第一はモッガラーナなり。清浄の行…