2010-03-15から1日間の記事一覧

「在家者の修行」 (下)

「在家者の修行」(下) 修行又は修道は目的達成のための中心行動である。その行動が持続するためには、その準備と明確な目的が必要である。この三つワンセットを「戒・定・慧の三学」と云う。戒とは修道生活をしてゆく為の道徳規律である。最低五つ。「殺・…

おりじなる童話 おともだち ほしいの

吉永光治のおりじなる童話 おともだち ほしいの くみの うちは ひろい のはらの まんなかに いっけん ぽつんと たって いました。 おとうさんも おかあさんも おしごとにでかけて ゆうがたまで かえって きません。 いつも くみは ひとりぼっちです。 「とも…

「仏教真理とは人間のすじみち」 人間の原則−求道心

人間の原則−求道心人間の原理原則が実は知・信・行(理性と感情と行動)である。従って、釈尊が宗教的生活行動を起す上において、この三つがそろってくるのはまさに人間としての必然である。釈尊は人間であり、人間として真理を自己の上において実現し、それ…

三宝法典 第二部 第五六項 デーバダッタの悪逆

デーバダッタの悪逆 時にデーバダッタはアジャセ王に請うて三十一人の兵士を選び、初め一人をつかわして世尊を殺害せしめ、他の道より帰らしめんとせり。次に二人をつかわしてその一人を殺害せしめ、次に四人をつかわして先の二人を殺害せしめ、かくのごとく…