2010-03-14から1日間の記事一覧

「在家者の修行」 (上)

「在家者の修行」(上) 在家信者と出家修行者との違いは、修行をするかしないかの違いと云ってよいかも知れない。原始仏教においてはその事がハッキリしている。その修行とされていたのは主として静思(ジェーナ=真理の瞑想)である。もっとも釈尊は三種の…

おりじなる童話 あめ

吉永光治のおりじなる童話 あめ ともこは ともだちの はるちゃんと のはらに はなを つみに いく やくそくをしました。 ともこが へやで ほんを よんでいると 「あらあら あめが ふりだしたわ」 おかあさんが あわてて せんたくものを とりこんで きました。…

三宝法典 第二部 第五五項 サンガの分裂

サンガの分裂 時に世尊、ラージャガハに托鉢せられしが、デーバダッタもまたその町に托鉢せり。世尊ははるかにかれを見たまいて立ち去らんとせられたり。アーナンダその理由を問いたてまつれば世尊は、 「デーバダッタを町に見るゆえに、われかれをさけんと…

「仏教真理とは人間のすじみち」 行→学習・体験・生活化・正導

行→学習・体験・生活化・正導釈尊による仏教を要約すると、真理を中心にしてこれを学習し、体験化し、生活化し、正導することである。このシステムというか基本原則をはっきりつかまない中に、自分はどうであるからとか、自分ならばどうするとかの批判や変革…