2010-08-16から1日間の記事一覧

経集 54

54 群集を楽しむ者が時解脱に至るべきの道理あることなし。されば日種たる仏の語に遵ひて、犀角の如く応に独り遊行すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 十九頁) 人と一緒にいることの好きな者は、しばらくの間も解放されている…

「お浄土とは何か」 (その二)

「お浄土とは何か」 (その二) 単なるおたとえでない象徴 極楽国土には、種々の飾り、種々の宝が満ち満ちていると、書かれているのは、やはり事物の姿というよりも、心の世界-法の世界を価値的に象徴してあるものと、とるべきであろう。 インドには美しい…

釈尊の聖句 368

368 慈悲に住し、仏陀の教を信ずる比丘は、寂静にして諸行静止せる安楽境に到るべし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二五 比丘品 七四頁) 安楽に至る 慈悲の心に住まい、ブッダの教を信じ喜ぶビクは、はからいやみ、静まりたる安楽の所に至ら…