釈尊の聖句 368

368 慈悲に住し、仏陀の教を信ずる比丘は、寂静にして諸行静止せる安楽境に到るべし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二五 比丘品 七四頁)
 安楽に至る 
慈悲の心に住まい、ブッダの教を信じ喜ぶビクは、はからいやみ、静まりたる安楽の所に至らん。(田辺聖恵訳)
◎ブヅダの慈悲は大慈悲。われわれも慈悲の心を持つのがむしろ普通。大慈悲に頂かれていると、悪心も善心とならざるをえない。心が柔らいで初めて、仏様に敬順できる。その素直さから、正しい理解が生じ、下手な考えが納まる。心が静かになって、そこから真の活動が展開する。(田辺聖恵)

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