2010-05-14から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第二講 その二十

第二講 その二十偶然論 もう一つは偶然論です。この世のものは皆偶然である。偶然であるとすれば偶然は何%位あるのかとなります。偶然論の所にたとえ10%でもはまった場合、死ぬかもしれない。それは偶然となる。飛行機でバーっと行ってバーっと死ぬわけ…

「在家信者と先祖供養」 徹底への道

徹底への道この先祖供養の外に、随時、他の人に施、善を行えば、直ちに心が豊かになるものである。信仰を特別にしなくても、幸せな人がいくらでもいる。信仰に熱心なのに病気をしたり、不幸が重なったりするのは、信仰・宗教は徹底の道であって、幸福を目指…

経集 34

34.世尊宣はく、「子ある者は子等によりて愁ひ、牛ある者も牛等によりて愁ふ。実に依(五種欲)は人の愁ひなり。依なき者は愁へざればなり」(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶経 十二頁) 子を持つものは子ゆえに悲しむ、と世尊はい…

釈尊の聖句 260

260 頭髪白きの故を以て長老たるにあらず。かれの齢は徒に熟せるのみ。彼は空しく老いたる者と称せらる。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一九 法住品 五七頁) むなしき老い 髪の白きによりて長老にあらず。年のみ熟したるは、むなしく老いたる…