2010-01-22から1日間の記事一覧

三宝 第168号 尊敬と供養 その一

三宝 第168号 「尊敬と供養」 田辺聖恵 供養というと先祖にお経を上げてもらう事、先祖供養の事と、大半の人が思っている。それはこの国の仏教が「三宝」への供養こそ真の仏教であるという事を説き明かしてこなかったからであろう。 かなりの高齢者でも三…

誰にでも

『誰にでも』 虚飾性は誰にでもある それが美しくなる始まりですらある だから鏡が与えられているのだろう 虚栄性は誰にでもある それが生きる支えになる事すらある だから格好良さが流行るのだろう 虚勢性は誰にでもある それが生きる原動力になる事すらあ…

三宝法典 第二部 第四項 捨つべきもの

捨つべきもの 「ビクらよ、われに対しある修行者らは、根拠なくしてみだりにわれを非難す。『シャモン・ゴータマは虚無論者なり。人生の破壊と断滅を説く。』と。 ビクらよ、われはかくのごとき者にあらず。われは過去にも現在にも、苦悩とその苦悩の断滅を…