2009-11-04から1日間の記事一覧

赤き心を おんな勤王志士・松尾多勢子を読んで

この本を土台にドラマ化が検討されたとのことであるが、実現せずによかったかなとの読後感。小説であるからやむを得ないのであろうが、引っかかる箇所が多くて、こんなに読むのに困った本も初めてだ。平行して事実関係の資料を読んでいたので特に違和感を感…

勤労の聖僧 桃水 #25(5、住職時代 その六)

利欲行為に基付いて観るならば、聖僧は、寺格の高い寺への転住を希むが如き凡僧ではない筈である。また、残りの一つの名欲に基付いて観るならば、法巌寺に止まっていた筈である。然からば、なぜ、聖僧は、転々と己の生活環境を変えたか、それに就いては、誰…

三宝聖典 第一部 第六項 降魔

第六項 降魔 「なんじの第一軍は欲にして、第二の軍は不快なり。第三軍は飢えかつえ、第四軍ははげしき愛の欲、第五は怠けと眠りにて、その第六は恐れなり。その第七は疑惑にて、偽善強情は第八軍、利益と名誉と尊敬と、自惚れそしりは手下なり。 勇なきもの…

仏教による幸福への成功方式 #52(第七章ダンマ 四聖諦 最初の目的 )

第七章ダンマ「四聖諦」(苦滅原理) 苦諦とは 知らねばならぬ 四苦八苦 集諦は 集めて苦となる 無明、愛 滅諦は 苦楽をこえた 涅槃なり 道諦は 涅槃へ至る 八正道。 最初の目的 個人の完成はダンマ「三法印」(目的原理)によって習いました。その目的達成…

英知の道

「英知の道」 無明によりて行生じないし老死の苦悩あり 釈尊はこの人間の実際を徹見して教えられる 仕方がないなどと言っておれない現実がある 無明滅すれば行滅しないし老死の苦悩滅す 釈尊はこの人間の理想を体得して教えられる 誰でも可能な英知の道とし…