生き方メッセージ #39(心支えの上に)

  『心支えの上に』      
趣味や生き甲斐も必要だが
生かされ意識は心の支えだ
そこから真の生き方が生じる
 豊かさも確かに必要だが
 大いなるものへの心向けが
 その人生を真実にしてゆく
日々の喜び楽しみも必要だが
真の喜びを分かち合うならば
替えがたい実りの人生になる
               
[心支えの上に] 健康や仕事や趣味が生き甲斐という人が多い。だがそれらは自分を心支えにしているものである。それは自分の脆さや限界を知らない事による。信仰と言わぬまでも生かされの大いなるものへの心向けが必要。       『生かされに応答してゆく彼岸花
 様々なもの事に影響を受けて左右され易い人生ではあるが、その背景に大いなるものや理法があるからこそ生かされている。そこに気付かされる事こそ確かな心支えである。そこから人生を真実にしてゆく意欲が生じてくる。                    

[心支えの上に] 百才以上の人が二三千人とか、いよいよ長寿をどう生きるか考えねばならない時になってきました。一方で今の若い人がストレスに弱く精神的に脆いので余り長生きはしないだろうとも言われます。一般はともかく自分は何を心の支えにして生きているのだろうかと、ジックリ検討する必要がありましょう。
 合理主義的に自分中心の考えで生きていると、自分だけが頼りとなり易い。様々なものや理法によって生かされている面への合理認識性を持たないから不安定を脱し得ないと言えましょう。どの様に生かされの面があるかという学習こそが、心支えをもって確かに、しかも充実した生き方をなし得る最短距離となりましょう。


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