法句選 #16(知恵と実行)

    『知恵と実行』       
信仰のない仏教論は宗教でない
自己変革がなければ宗教でない
変革行動がなければ宗教でない
 釈尊仏教は修道生活の宗教である
 修道は信仰を元にした学習である
 修道は真理の体験と生活化である
仏教者の生活とは宗教本位である
体得された知恵とその実行である
苦悩を解脱した真理の生活である
 
むちをあてられたる良馬のごとく、おんみらも信心にはげめよ。信仰と規律と努力と静思と真理の認識により、知恵と実行とをそなえ、失念することなくば、大いなる苦悩を捨てはなれん。

[知恵と実行] 信仰のない仏教論は思想哲学にはなるが、宗教的効果をもたらすものではない。ただ単に無執着になれと言うのであれば仏教である必要はない。釈尊仏教は明確に真理の学習体験とそこから出て来る実行を目的にする。

  『釈尊仏教は三宝への信仰から始まる』
 釈尊仏教における信仰とは釈尊が正導される真理と、その正導されるブッダ釈尊に間違いなしと信じ尊敬する事である。更に釈尊に従う弟子集団(サンガ)を信じ尊敬する事である。ブッダとダンマとサンガの三宝への信仰である。



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