釈尊と三宝

    『釈尊と三宝』       
真の仏教とは釈尊と三宝である
それは釈尊の生き方を見習う事
それは三宝への敬信を持つ事だ
 釈尊は宗教者として献身をされた
 世俗を離れて世俗の正導をされた
 人間の真実の生き方がそこにある
三宝は縁起真理の具現体である
三宝こそが生き方の根拠である
釈尊と三宝によって自己がある
               
[釈尊と三宝] 全くの経済主義か無宗教で、精神の高貴さを知らなくなった日本人。これでは傲慢か自己嫌悪になってゆくより外はない。そうした時に釈尊と三宝によって人間真実の生き方を知り得る事は、何という浄福であろうか。 

  『真の宗教は人間存在の価値実現である』
 人間を超越した神秘霊力の信仰はすでに力を失っている。現代人は余りにも合理主義を身につけているからだ。その合理性は究極の真理に向かわざるを得ない。釈尊もその道を歩み、真理を発見体得し、正導して生き方を全うされた。