法句選 #14 (希望の人生)

  『希望の人生』     
善や浄福は誰でも望むものである
だがそれらは単なる幸運ではない
自分が積み重ねた事の結果である
 善い種をまけば善い報いがある
 この理法の確かさを基本にする
 そこに希望に満ちた人生がある
善や浄福への希望一杯で生きるか
不安や焦りで希望なしに生きるか
その選択は自分に課せられている

善人もその善が熟さざるうちはわざわいを見る。されどその善が熟する時、かれは幸いを見る。

[希望の人生] いつの世でも不安はあり不満も多い。現在がどの様であろうと、これから不安方向に行くか希望方向に行くか、その選択の自由がある。その選択をする為には善因善果必然の理法を基本にしなければならない。
 
   『依存人生を選ぶか自発人生を選ぶか』
 多くの人はどうにもならないと自己限定的に考え易い。それは外部条件に従う生活習慣で来たからである。封建制度の時代は止むを得なかった。だが今日は違う。成せば成るの例えはその確信方式の大切さを強調するものである。


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