経集 103 104

103 「第六のかの敗亡者は、これ斯の如しと我等は識れり。第七をば世尊は語りたまへ、何が敗亡者の敗亡への門なりや」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三八頁)
第六の没落者が仰言る通りなのはよく解りました。では世尊よ、第七の没落の始まりはどこにあるのでせうか、それをお示し下さい。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)

104 「生れを誇り、財を誇り、また姓を誇りて、己が親戚を軽蔑する人、これ敗亡者の敗亡への門なり」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三八頁)
血統と財産と家柄とを誇りながら、而も自分の親戚を軽蔑する人があれば、そこに没落の始まりがある。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)