経集 97 98

97 「第三のかの敗亡者は、これ斯の如しと我等は識れり。第四をば世尊は語りたまへ、何が敗亡者の敗亡への門なりや」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三七頁)
第三の没落者が仰言る通りなのはよく解りました。では世尊よ、第四の没落の始まりはどこにあるのでせうか、それをお示し下さい。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)

98 「老いたる盛荘を過ぎたる母をば又は父をば、自らは富裕に暮しつゝ養はざる者、これ敗亡者の敗亡への門なり」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三七頁)
老い衰へや母や父を、養うことが出来るのに、養はうとしない人、そこに没落の始まりがある。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)