経集 44

44.落葉せし晝度樹の如く、鬚髪厳飾等の世俗の相を取り除き、道精進の雄者は世俗の結縛を断じて、犀角の如く応に独り遊行すべし。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 十六頁)
葉の落ちたコヴィラーラの木のように、世俗の生活のしるしを取去り、世間のきづなを断ち切った勇者として、犀の角のようにたゞ一人歩いてゆかう。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)