2010-05-13から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第二講 その十九

第二講 その十九運命論神意論とは神様の意思によって人間の幸不幸、運命が決まってくるのである。というのを神意論というわけです。それは邪見、三つの邪見、邪というのは正がただしい、正の反対が邪です、よこしま、その邪見である。三つの邪見の一つとして…

「在家信者と先祖供養」 法供養

法供養こうして、心の落ちつきが得られたなら、次に法供養をして貰う。法は仏教の場合、お経を読み誦えて貰うのである。お経とは、おシャカさまという仏様が覚りや救われにゆきつくお話をなさったことを、記録したものである。単なる文や音楽的なものではな…

経集 33

33.悪魔波旬曰く、「子ある者は子等によりて喜び、牛ある者は牛等によりて喜ぶ。実に依(五種欲)は人の喜びなり。依なき者は喜ばざればなり」(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 陀尼耶経 十二頁) 子を持つものは子ゆえに喜ぶ、と罪そのものゝ…

釈尊の聖句 259

259 多言の故を以て賢者たるにあらず。平静にして怨憎なく、畏怖なき者は、賢者と称される。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一九 法住品 五七頁) 多弁の妄 多くを語る声ゆえに、法を保つ者にあらず。聞くこと少くとも、身をもって法を知り、法…