2010-05-08から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第二講 その十四

第二講 その十四供養、ご飯を差し上げて、どうぞご飯を食べてください、そして修行を続けてください、修行の結果を私たちに導いて下さい、としてご飯を差し上げるわけです。そういう礼賛供養に価する、それだけの値打ちのある、こよなき最上の世間においての…

経集 30

30.低地をも高地をも充しつゝ、俄かに大雨降り来れり、天の雨降るを聞き巳りて、陀尼耶は次の義を逃べたり。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶経 十一頁) 平地にも丘にも溢れるほど、みる間に大きな雲が雨を降らせた、神が雨をふら…

「在家信者と先祖供養」 徹底の道

「在家信者と先祖供養」 徹底の道仏教はなぜ需教の立場から非難されたのか。又は、仏教と儒教とを両方、学ばねばならないと、日本ではなされてきたのか。それは日本仏教は、大乗仏教と称して、徹底の道、いやそれ以上の道を仏教としてきたからである。空にな…

経集 29

29.世尊宣はく、牛王の如く諸結(五上分結)を断ち、象の如く臭蔓草(五下分結)を摧破して、我は再び母胎に宿ることなかるべし。故に若し天よ、汝望まば雨を降らせよ。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶経 十一頁) 牡牛のように束…

釈尊の聖句 241

241 読誦せざるは垢穢、吝嗇は施與者の垢穢、修復せざるは家屋の垢穢、懈怠は美の垢穢、放逸は番士の垢穢なり。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一八 垢穢品 五四頁) 読みとなえざるは聖典のけがれ、勤勉ならざるは家庭のけがれ、(化粧の手入…